ピンポンがなったので、
ドアを開ける前に、
「はい」
と、いうと、
「鈴木です」
と、いうので、
あれれ。わたしの知っている鈴木さんかな?と、思い、
うっかりドアを開けてしまったら、
布教活動をなさっている方でした。
しまった、、長くなるかもしれないぞ、、と警戒していたら、
「あ、、学生さんなんですね、、。」と、あちら、
何やらがっかりした様子、
学生さんに説明しても仕方がないわ、と言わんばかりに
大急ぎで主旨を説明し、
冊子を一冊、わたしに手渡して、
あっという間に帰ってしまわれました。
よ、よかった。
あまりに慌ただしく、れれれ、なんだったのかな?って、
しばらくぽーっとしちゃったけど、
よぉーく考えたらわたしのこと、学生さんっていってたぞ?
そんなに若くみられたのかなぁ?って
うっかりちょっぴり喜んでみたけれど、、
…、でもまてよ、
わたし、
ずるずるのおじいちゃんカットソーに、カーディガン、
下は短パンにレギンス、
グレーのレッグウォーマーに黄色い分厚い靴下、
首にはハマフラーをグッルグル、
まえがみはピン留めでおでこ全開まゆげなし。
午後だというのに、外に一歩も出る気なし、の、
ズベッとルック
もしかして、
瀕死の、
貧乏受験生かなにかにまちがわれたのかもしれません。
…、だめだよね。
ちゃんとしたい。
ちゃんとしよう。
めざせキラキラフリフリセレブルック。
もってないけど。