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武士が来て、
あまりにふがいないわたしを、
長すぎる刀で、すぐに切り刻ざもうとしたので、
きゃッ!!!ってなって、
すぐさま指示通り、
数字を、日付を
ホチキスで留めたり、
袋にいれたり、
大急ぎで、しました。
厳しいのです。
ときどき、きなこ味のお茶と、お菓子でなだめたり。
すると出しっ放しな刀を一瞬だけど、しまいます。
お菓子が好きなのです。
武士の頭の中には、どうやら
引き出しが、お薬屋さんのそれ、みたいに
無数にあるらしく、
そのどれにも、
きれいにたたまれた、
マニアックで、鋭角的な知識が、
まったくどうやって集めたのか、
とにかく、ぎゅうぎゅう、みたい。
数字と日付の合間に、
ときどき、
偶然開いてしまった引き出しから、
たたまれたそれを丁寧にだして、
それにまつわるお話をしてくれるので
へえ〜、ってなって、
武士も楽しそうだし、
わたしもうれしくなります。
だって知らないことばかり。
すごいね。武士。
どうもありがとう、って思います。
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