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バスチーユのブロカントで、
ちいちゃい黒ねこちゃんと目が合いました。 すっごいかわいい。ひとめぼれです。 よく見ると、あたまに赤いかわいいのがついています。 リボンかな?と思ってみてみたら、 “50ユーロ”と書かれてある、シールでした。 「50ユーロなの?」と聞くと、 「そうよ、お高いでしょ?」と、黒ねこちゃん。 正直、そんなにもお高いとは思わなかったけれど、 「うん、高貴な値段だね、」と言いました。 ねこちゃんは満足そうでした。 ねこちゃんとそんなふうなことをお話していたら、 電話がなりました。 受話器をとると、遠くで声がしました。 お店のムッシューからです。 「アロー、40、シルブプレ」 わたしはお財布と相談しました。 「ゆりちゃん、申し訳ごさいませんが、40ユーロだと少し危険です。 35ユーロだと僕の計算ではほぼ大丈夫。 お忘れですか? この後ゆりちゃんはアブリコのジャムを買いますよね? 帰りのタクシーのことも考えなくては。いずれにしてもぎりぎりです。」 と、おさいふが、真面目すぎる声で言いました。 わたしのお財布はさすがに優秀でした。 イギリスで出会った、ユニオンジャックの刺繍がしてあるお財布です。 まだ出会って間もないのに、この数日間で ずいぶんと信頼関係が築けているのです。 お仕事でおつきあいするなら、 断然フランス人よりもイギリス人よ、って誰かが言ってたけど、 あながちウソではないようです。 特にお財布のように、計算しなければならない役職には きっちりしたイギリス人にやってもらうのがいいかもしれません。 たぶんフランス人だったら、この昼下がりの時間は、 計算をお願いしようとしたって、わたしなんかよりごはんの方が大事です、 この重大な局面においても、きっと留守したに違い有りません。 お財布にしたがい、私は勇気をだして言ってみました。 電話ですから、案外大胆になれるのです。 「アロー、ムッシュ、35、シルブプレ」 その声を聞いたねこちゃん、 一気にお鼻を赤くさせました。 お鼻の下も膨らんでいます、怒っているのです。 すると、受話器の方から声がしました、ムッシューです。 「40シルブプレ」 変わりません。 お財布がいいました。 「がんばって!ゆりちゃん!」 ねこちゃんの事が気になったけれど、 ドキドキしながらいいました。 「35、シルブプレ!」 ムッシュー、「39シルブプレ」 ちょっと下がったけど、でもあたし「35シルブプレ」 ねこちゃん「シャーッ、フーッ!」 このトライアングル、いったいどこで決着がつくのでしょう? やりとりを繰り返す事しばらく、 ようやくムッシューが、チンっ、と受話器を置き、 「いいよ、35で」 と言ってくれました。 周りからは「おーッ、」という声があがりました。 しらないおじさんが「よかったね〜」と言いました。 お財布も「よくやりました!」といいました。 ねこちゃんだけは「シャーッ、フーッ」と怒ったままです。 怒っているねこちゃんだって、 背中から抱き上げれば大丈夫。 わたしはムッシューにお礼をいい、 ねこちゃんを手にのせ、お店を後にしたのです。 やった!うれしい!ねこちゃんがうちにくる! ねこちゃんは日本に帰って来てからもしばらく 「どうして50ユーロで買ってくださらなかったの!?」と 不機嫌でしたが、何回も「ごめんね、」って謝って、 ふかふかのモーフを用意してあげたり、 頭から背中までなんどもブラッシングするうちに、 最近になってようやく、不機嫌もおさまってきました。 ジャムのせいで値切ったことはねこちゃんにはもちろん秘密だけれど、 でもなんだか申し訳なかったので、 ねこちゃんにもアブリコのジャムをすこぉしだけなめさせてあげました。 「ふぅん、おいしいじゃない。」 ねこちゃんもジャムを気に入ったみたい。 本当によかったなって思います。 ![]() おかんむりなねこちゃん。 ![]() 硬派な中身とは相反して、ずいぶん軟派な装いのおさいふさん ■
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by queroneco
| 2010-05-31 22:25
| おはなし
友人が打ち明けてくれた話に、
思わず涙してしまいました。 ロンドンの、巨大なロンドンバスが行き交う交差点で、 人目もはばからず、おいおい2人で泣いてしまったのです。 それは2年前の話、 仕事柄、しょっちゅうロンドンに通う彼女は、 その時もロンドンで、朝早く仕事に向かうべく、歩いていたそう。 すると突然、窃盗団がやってきて、 彼女のバッグを奪って行ってしまったのです。 すべて盗まれてしまいました。 お金も、パスポートも、なにもかも。 それから、以前わたしが、 1人旅することの多い彼女の、旅のお供に、と、プレゼントした、 ちいちゃいくまちゃんまで。 とっても大事にしてくれていたことを知っていました。 いつだって一緒に飛行機に乗り、 イギリスの寒い冬の朝や、 ロンドンのあの、ちょっぴり暗いホテルの夜を 一緒に過ごしていたのです。 ロンドンは、テディベアの国ですから、 そういったことには懐がきっと深いのです、 彼女がくまちゃんを連れて歩いているのを見ると、 「きみの友達、ナイスなくまちゃんだね、」とか、 「友達のパスポートも見せて、」とか、 声をかけてくれるイギリスの人達もいたそうで、 わたしもその話を聞く度、うれしかったのです、すごく。 だけれど、最近、そういえばあの子の話をまったく聞かないなって 思っていました。 どうしたのかな?って気になってはいたけれど、 そういうことは案外聞けないのです。 くまちゃんと、彼女の関係には、 やはり立ち入る事はできません、あたりまえ。 でも、ロンドンで、彼女が重い口を開き、ようやく語られた事、 な、なに?せ、せっとうだん?! えぇ〜ッ?なんてこと! まさか、窃盗団にさらわれていたなんて! 大事にしているものが、突然いなくなる悲しみは、 相当な事だと思うのです。 自分に置き換えてたって、 自分と常に一緒にいる、くまちゃんが、 旅の、もはや精神安定剤的な役割をはたしてくれている、 大切なあの子達が、突然自分とは距離のあるどこかに 存在しなくてはならなくなるなんて、 ほんとにほんとにつらいことです、 それを思うと、もう、かける言葉もありません。 この2年、なかなか言えなかった彼女の気持ちを思うと、 涙が出ちゃって、もうそれこそおいおい、 2人で泣いたのでした、 ロンドンバスがギリギリに行き交う、交差点で。 ロンドンにいるあの子はいまどうしているのかなって思います。 生意気なあの子はきっと、 窃盗団にさらわれた、なんて過去はないものとして、 まるで小公女セーラみたいに、 異国から来たお嬢様きどりで、 どこかのだれかのベッドルームに ちんまりと収まっているかもしれないなって思うのです。 英語だってペラペラなんだろうな、 もう2年もたったんだもの。 だから彼女はあの子がロンドンにいることを、留学だって言ってます。 わたしも、あの子はなんとなくイギリスにずっといたかったのかな、 とも思ったり…、、 でも、いつかきっと、 あの子が戻ってくるような気がしています、彼女のところに。 テディベアにはそういったドラマチックな話が似合うのです。 あの子が彼女とわたしの前に、 たくさんの物語を持って現れてくれるのを、待ちたいなって思います。 そしてそれが、とんでもないサクセスストーリーだといいのになと思います。 そんな話をしていたら、涙はあっという間に消えました。 大笑いしながら街を歩いたのです。 私たちのバカな笑い声が、 あの子にも届いたらいいのになって思います。 ![]() 兵隊さん、連れて来ました。 ■
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by queroneco
| 2010-05-30 15:21
| たび
みなさんはもう、Plum′sの梅津恭子さんの個展を
見に行かれましたでしょうか? わたしは今日、行って参りました。 明日まで、ですからぼーっとした頭を乗せても、 どうしたって行かなくてはなりません、 ギリギリでした。 すごかった。 さすがでした。 ますますはじけてました、 うめさまのパッションが! ぞうだの、せいうちだの、カメ!だの、 ちょっと端っこの、まぁまぁまぁまぁたくさんの子たち!が わたしの事は無視で、それぞれに楽しくしていて面白かったです。 わたしはその中でも、巨大なパンダが一番気になりました。 だっこさせてもらったり、 そして、わたしの事は決してみつめないパンダちゃんの、 手のひらの気持ちのいいプニュプニュを勝手に楽しませてもらったり。。 そうしたらその後、優しそうな男の方がふらりとやってきて、 そのパンダちゃんのお迎えをササッと決めていかれました。 パンダちゃん、よかったねって思いました。 行くべきところに行く運命なのです、 あの子達ってみんなそうなんだなってホントに思います。 ステキな出会いが目撃できてよかったです。 とにかく大盛況、 作品は最終日、つまり明日まであるそうですので、 まだな方はぜひ! 場所は青山のビリケン商会です。 詳細はこちらから! ↓↓↓↓ http://plumskumakuma.seesaa.net/ ■
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by queroneco
| 2010-05-18 23:59
| その他
旅立つ前、わたしは修行、と、銘打っていたのですね。
確かにわたしは、遠くへ旅立つ前はナーバスになるのだけれど、 あんなものを修行だなんて、気軽に言っちゃいけません。 反省です。 それから、大変に遅くなりましたが、、、 大阪の梅田阪急、「テディベアーズクラブ」のイベントに 黒ねこ事務所の小さい子たちを見に行ってくださったみなさま! 本当にありがとうございました! かえってすぐに、ずっと気がかりだったので、 お店の方に電話して、様子をうかがいました。 たくさんの方に見ていただけたようで本当にうれしいです! そしてお迎えくだすった皆様、 何卒あの子達をよろしくお願いいたします。 小さいけれど、コソコソやってますので、 もろもろご注意くださいね! ふふふ。 なんだかぼーっとしちゃうけれど、 次は7月末のコンベンションです。 がんばらなければッ! ありがとうございました! ■
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by queroneco
| 2010-05-17 01:46
| 日記
10日間ほど留守にします。
修行です。(うそ) 今日はなんて暖かい一日だったのんでしょう、 この間までの寒さがウソのようです。 いい陽気が続きますように! ■
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by queroneco
| 2010-05-06 03:20
| 日記
![]() 晴れてます。 気持ちのよいゴールデンウィークです、 みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 さて、黒ねこ事務所から、久々のお知らせです。 5月12日〜25日まで、 大阪の梅田阪急の「テディベアーズクラブ」で 『Putit Friends Party~小さい仲間たち』が開催されます。 パーティらしいです。 黒ねこ事務所からも3体、参加します。 はじめての小さい子たちの遠征です。 すべて8㌢の例の子たち、 今回は白いくまちゃんとぶたちゃんとインコちゃんです! 大阪のみなさま、 よかったらこの子達のこと、見てやってくださいまし。 よろしくお願いいたします! ![]() ※販売方法についてですが、詳しくは 06-6361-1381 梅田阪急百貨店10階 テディベアーズクラブまで お問い合わせください。 ■
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by queroneco
| 2010-05-04 22:17
| お知らせ
レンズがもう1つ欲しいと思っている今日この頃、
なぜなら、コンパクトデジカメの調子がいまいちなのと、 それから持って歩くには、あまりに重すぎるから、 一眼の、このレンズ…。 ついでに前から気になっていた、 レンズからちょっとよくわからないカタカタという音がきこえてくるのと、 それからピントがどうも合いにくいときがあるので レンズの調子もみてもらおうということで カメラ屋さんに行ってみました。 今日接客してくれたのは、カメラを買った時の店員さんで、 わたしのことをどうやら覚えてくれていたようでした。 そしてカタカタいう原因は、 どうやらレンズに手ぶれ補正がついている影響だとということと、 それからピントが合いにくいということも、 とくにPというモードを選ぶ際は、明るさの具合によって 合いにくい場合もある、ということがわかりました。 レンズには問題はありませんでした。 どちらかというとわたしに問題がありました。 店員さんも苦笑しておりました。 それはさておき…。 問題がなければ本題です。 重たいので、軽い、できれば単焦点のレンズがあったらステキなんだけど、、 みたいなことをいってみました。 すると店員さんは、わたしの主な対象物である小さい子たちに どうやらちょっぴり関心を示してくれている様子?、 そして試しにとってみた写真をカメラの液晶画面で見て この子たちは目がいい、なんていいながら、 「うーん…、すでにこんないい写真がとれているんだし。 このレンズで十分ですね。必要ないと思いますよ。 ですから、今日は、単焦点は売りません。」 と、きっぱり言われてしまいました。 欲しいっていってるのに、うりません、だなんて、 めずらしいなって思ったけど、確かにわたしのレンズは万能なので 必要ないのです、単焦点。その通りです、えぇ、えぇ。 さらに、 「そんなことより、レンズが汚れてますね。 レンズフードはしたほうがいいですね、あと掃除の仕方ですけれど…、」 なんてことを丁寧に教えてくださいました。 良心的まごころ接客…。 出会ってたった2回なのに、どういうわけか あれこれ知られてる気がしたけれど、気のせいか。 重いけど、もって歩く方向で、 がんばろうと思います、一眼。 あ〜あ。 ![]() ![]() ![]() ![]() あれ? もしかしてみんな、わらってる? ■
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by queroneco
| 2010-05-02 00:11
| 日記
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by queroneco
| 2010-05-01 23:40
| けもけも
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